公園訪問:桜を夢想しながら青山霊園を通り抜ける

 区立青山公園を出てすぐに、青山霊園が広がります。
 東京都公園協会が指定管理者として管理を行っており、開設は明治7年、面積は約26haとあります。歴史・規模ともに、すごいですね。

桜はもう少しです 青山霊園

青山ってハイソな感じがします

 町に対するあこがれっていうか、東京目黒育ちで、新宿に通っていたわたしには、恵比寿、代官山とか田園調布とかから通ってた友達もいたので、なんとも思わないのですが、
 青山って、ちょっとハイソな町というか、少しあこがれる地名だったりします。
 これって考えてみると、青山=西洋人のまち(青山外人墓地)って連想があったような気がします。

 ということですが、青山霊園は近くは通ったことが有りますが、中にはいるのは初めてです。

さすが、明治の名家を感じさせる墓地が続きます

 墓石とか墓地とかあまり興味のないわたしでも、圧倒させる、明治からの、、という圧力を感じさせる墓地が続きます。たしかに今の墓石屋さんが整備する墓地とは格が違いますね。
 値段も違うんでしょうが、(昔はそうでもないのかな、、)
 桜はまだですが、桜が咲いたら、もっとすごいんだろうなということを充分に感じさせる、貫禄の墓園でした。

ユキヤナギいっぱい、個性的な墓地、けっこうこういうの好きです

やはり青山霊園と言えば外人墓地ですよね

 とことこいくと、明らかに日本の墓石とは異質な空間。
 外人墓地のエリアに入ります。
 東京都が出している解説板を読みましたが、意外と知ってる外人の方っていませんね。その道では有名な学者さんとか、お医者さんなんでしょうが。

他では見られない、外人墓地 でもなにか日本的な雰囲気がします

 ふーんという感じで見て回ります。

日本の霊園ってやはり墓地ですね

 実は青山霊園なら、もう少しオープンスペースがあるのかと思っていたのですが、、ひとつひとつの墓地は大きいですが、オープンスペースって意外と無いんですね。
 明治時代からとは言え、都心の一等地で、贅沢言ってられないんでしょうか。
 確かに桜とか、高木が有るだけでも緑地としての価値は感じられました が。

有名人の墓石訪ねても、、

 ということで、日本の歴史に関わる有名人のお墓も多数あるようですが、家訓の一つでも書いてあるんならまだしも、ただ墓石見てもなー、という無粋なわたしは、そうそうに都立青山公園に向かいました。

投稿者:

主任研究員

当サイト、公園経営研究所の主任研究員です。 千葉大学造園学科で都市公園について学び、公園管理運営士で一級ビオトープ計画管理士、一級造園施工管理技士などの資格を持っています。

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