石川県とコマツは5日、木場潟公園(小松市)東側の雑木林を園地として整備する協力協定を結んだ。足湯を併設した休憩拠点や農作物の収穫を体験できる施設を開設する。足湯や暖房の熱源には整備時に出る間伐材を利用する。2023年に予定されている北陸新幹線の敦賀延伸までに施設の整備を終え、全国から観光客を呼び込む。 画像の拡大 公園を新たに整備して全国の観光客を集める=石川県の谷本知事(左)とコマツの野路会長 木場潟公園は豊かな自然を保全しており年間約70万人が訪れるが、公園の東側にある雑木林は荒廃が進んでいた。16.5ヘクタールを県がコマツなどから取得して整備する。コマツはこのエリアの約6割を所有している。